Shockwave Directorのゲームコンテンツです。
勤めていた専門学校を辞めてフリーランスになると言い出したものの、 引き留められあと1年勤める事となり、 出勤日数を週三日にしてもらった期間に受注した初めての仕事なので1997年の制作物です。
何故鳥取の仕事なのかと言うと、 鳥取にあるホームページ制作会社の社員さんがDirectorでコンテンツを作る事となり、 私のトレーニングを受けに来ました。 トレーニングではDirectorの基礎から中級程度までを教えますが、 いざゲーム等を作るにはもっと深く使いこなさないと出来ないのですね。 なのでその受講に来た人がお願いします、っと依頼して来たのです。
これはWeb上で鳥取を紹介するゲームを作ると言うお仕事で、 ロールプレイングゲームっぽく地図上を移動し、 クイズやミニゲームが楽しめると言った内容でした。
ミニゲームは16パズル、ハンググライダー、スキー、梨の育成シミュレーションの4つです。

rpg-puzzle
スタートするといくつかの場所に移動し、一回目の訪問では鳥取にちなんだクイズに挑戦、二回目以降の訪問ではミニゲームとなります。
16パズルは当初依頼のなかったゲームですが、しょっぱなの仕事にも関わらずどうしても育成シミュレーションが納期に間に合わなかったので、ごまかしの為に追加しました。
これはDirector公認インストラクタの資格を取りに行った時、講習中や休み時間の間に作りました。だから納期に間に合わなかった時にすぐ提出出来たのです。
クリックした回数が一定数以内であればお金がもらえたはずです。
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hangglider
依頼が来た時には内容が決まってませんでしたので、一定距離にゴールを設けてそこまで飛び続ける様にしました。向かい風の時に機首を上げると上昇し、追い風の時に機首を下げると上昇します。障害になる鳥二種類がランダムに飛んで来て、ぶつかるとどうなるんだったっけ?
そしてスーパーマリオの様にお金に当たるともらえます。下降し過ぎて木にぶつかったり地面に着くとゲームオーバーとなり、メインのロールプレイングに戻ります。
画面の下部にゴールが近づくとそれを知らせる縮図があるので、それを見ながら上手く下降して行きます。ゴール近辺に着陸するとその誤差に応じてボーナスがもらえます。
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ski
これはビジュアルに苦労しました。雪をそれなりに描けなかったです。挙句にどうしたかと言うと、とあるゲームの攻略本に雪が積もっているシーンの図があり、それをスキャンし何とかコブや障害となる岩等に仕上げました。俗に言うパクリですね。
ゲーム内容はいかに早くゴールするかがボーナスになります。岩にぶつかると時間が余計に経過します。コブでタイミングよくレバーを離すとジャンプするのですがこれがなかなか難しい。岩にぶつかるとキャラがこけて起き上がるアニメーションになるのですが、これもまた難しい。キャラのアニメーションなんて初めてですからね。そして起き上がった時にどうしても岩の当たり判定に引っかかってしまうのです。この当たり判定には苦労しました。
ここでもお金に当たるともらえる様になっています。
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growing-good
最後に梨の育成シミュレーションですが、ここに行くにはとあるアイテムが必要になります。クイズをやり終えた時に経験値とお金がもらえますが、ランダムでアイテムがもらえる様になっています。そこで梨の育成が出来るアイテムをゲットしないといけないのです。育成の月日を進めるのには、一旦その場所から移動してもう一度訪問しないといけない様になっています。
内容ですが肥料や水を与える事で収穫した時の評価が変わりますし、害虫駆除も評価に関わります。いずれもやり過ぎてもやらなさ過ぎてもいけません。 このさじ加減が難しいのですね。
内容ですが肥料や水を与える事で収穫した時の評価が変わりますし、害虫駆除も評価に関わります。いずれもやり過ぎてもやらなさ過ぎてもいけません。 このさじ加減が難しいのですね。
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growing-bad
しかしここで難しいのが正しい育て方をしなかった場合どうなるかです。 受粉や摘果等をしなかったり、 袋を被せなかったりした時のビジュアルや評価をどうするかが大変でした。 なのでいろんな操作をする、しないの判断が枝分かれになって、 収穫と言うゴールにたどり着くのに物凄く多岐に渡る道筋が出来るのです。 たまごっちのプログラミングした人は凄いなぁって思いましたね。
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